子宮頸がん
子宮頸部の細胞を採取して検査します。採取の方法は子宮頸部の表面を綿棒やブラシでぬぐうだけで、基本的に痛みはありません。
子宮頸がんはHPV(※)の感染が原因であることがわかっています。HPVには100種類以上のタイプがあり、子宮頸がんに深く関係のあるタイプは16型、18型をはじめ10数種類がハイリスク型の HPVといわれています。子宮頸部の細胞を採取して検査し、ハイリスク型HPV感染の有無を判定します。性交渉の低年齢化にともなって、頸がんの若年化が進み、20代で発症するケースも増えています。定期的な検査が早期発見につながります。
※HPV:ヒトパピローマウイルスの略。半数以上の女性が一生に一度は感染するといわれているほど、ごくありふれたウイルス。
「ウイルス感染していたら、即がんになるのでは?!」という誤解と混乱を避けるため、予備知識としてHPV検査を受ける前に次の点をご理解ください。
HPV検査は「レディース健診」を実施する健診機関でも、検診項目として導入していないところが多数あります。HPV検査を希望する方は、個人でHPV検査を実施している「レディースクリニック等」に行って受診ください。
個人でHPV検査を実施している「レディースクリニック等」で受診した場合は、「領収書」と「検査結果」を健保に送付下さい。費用を後日返金いたします。
※費用は一般的に5,000円〜10,000円です。1万円を越える場合は、事前に健保にご相談ください。