健康づくりを目的に行うウオーキングでは、ただ歩けばいいというわけではありません。どのような歩き方をすればよいのか、ポイントをまとめました。
時間 | 1回30分以上、週3回の運動が効果的。歩きなれていないときには、1日10分〜20分程度から始めましょう。 |
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スピード | 一般の成人が歩くスピードは1分間に約60〜70m。健康法としてのウオーキングの場合はもう少し速く、100〜110mが目安です。最初はゆっくり、徐々に自分のペースでスピードアップするとよいでしょう。 |
呼吸 | 1歩ごとに「すう」「すう」「はく」「はく」の要領で。足の動きに合わせて、リズミカルな呼吸を心がけましょう。 |
正しい姿勢 | 健康づくりのためにウオーキングをする場合、気をつけたいのが姿勢です。悪い姿勢で歩くと効果は半減してしまいます。正しい姿勢を取ることで運動効果を高めましょう。 |
通常よりも早足で歩くウオーキングは立派なスポーツです。自分の体調やペースにあわせ、次のようなことに注意して歩きましょう。
健康づくりに最適な運動量は、最大酸素摂取量の40〜70%だといわれています。この数値を具体的に知る手立てとなるのが心拍数です。ウオーキングの合間や後に数値を測り、自分に最適のペースや距離で行うようにしましょう。
人差し指、中指、薬指の3本を、親指のつけ根側にある手首の脈に軽く当てて測る。
年齢 | 40% | 50% | 60% | 70% |
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20代 | 26拍 | 29拍 | 32拍 | 36拍 |
30代 | 26拍 | 28拍 | 31拍 | 34拍 |
40代 | 25拍 | 28拍 | 30拍 | 33拍 |
50代 | 24拍 | 27拍 | 29拍 | 32拍 |
60代 | 23拍 | 26拍 | 28拍 | 31拍 |
通常のペースよりも速く歩くウオーキングは、立派な運動の一つ。健康に注意が必要な人や不安のある人は、かかりつけ医に相談してから始めるようにしましょう。
ウオーキング中に体内の水分は、汗や呼吸、体温調節などのためにどんどん失われていきます。のどがかわいていなくても20分おきくらいに水分補給をするように心がけましょう。
体調が悪いときは無理をせずに中止しましょう。
車はもちろんですが、坂道、雪道などでの転倒には十分注意しましょう。また、夜間や雨天には周りから目立つような服で身の安全をはかりましょう。
ウオーキングに健康効果を期待するならば、継続することが大切です。そのためには、楽しむことが一番。日によって、気分によって、自分なりのウオーキングを演出しましょう。 こんな楽しみ方はいかが?